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今年もよろしくお願いいたします。


2025年もよろしくお願いいたします。


皆さまに近所の内科クリニックとして、また内視鏡を専門としてできるクリニックとして、患者様の安心とよりよい生活に貢献できるよう、頑張りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。



昨年は年末にインフルエンザの感染が急に流行り、多くの方が受診なさいました。


感染が急増した様子は、東京都感染症情報センターの情報にデータとして出ています。

12月26日に出たデータが最新で、12月16日~12月22日(第51週)まで表示されているので、提示したいと思います。




すごい伸び率ですね。

今回の感染増加は2018年ごろのパターンに似ています。




2018年は赤線ですが、形がすごく似ています。

本当にピークの部分は2週間~4週間ぐらいですね。
年末は大体感染の数が減るので、山の形が少し違うようになるとは思いますが、今のような状態はそれほど長くは続かないと思っています。



ちなみに、今はやっているインフルエンザはA型で、特に2009年に流行した新型インフルエンザが9割近くを占めています。(AH1pdm09 は2009年に流行し、当時、新型インフルエンザウイルスと呼ばれたウイルスです。)


★2024年9~12月まで調べられたインフルエンザの型(東京都感染情報センター)



AH3亜型もインフルエンザA型ですので、ほとんどがインフルエンザのうちA型であるといえます。


では、神明通りクリニックでは、どのような感じかと言いますと、

発熱外来を受診してインフルエンザの抗原検査を受けられた方の6割がこのインフルエンザAにかかっています。






12月2週目から3週目、3週目から4週目と倍、倍に増えているにも関わらず、感染率は50%~60%とあまり変わっていないのが意外でした。新型コロナウイルス感染症の方も10人に1人はいらっしゃり、あなどれません。


受診される方のほとんどが一度は最高体温38度以上を経験している状況です。
内科クリニックを受診しよう、と思う目安が38度ぐらいの発熱なのかもしれません。



インフルエンザは、タミフルなどの抗ウイルス薬の処方タイムリミットが発熱から48時間で、適切なタイミングでの検査が必要です。


当院ではインフルエンザは抗原検査のみですので、抗原検査の偽陰性を避けるため発熱が12時間以上たってからの検査をできるだけお勧めしております。




特に木曜日は内科クリニックがお休みのところが多く、当院受診希望が集中する傾向がありますが、
木曜日は院長と副院長、夫婦2馬力出せる時間があるので、できるだけ受診希望はお受けしたいと考えています。
発熱外来の受付は17時半で締め切りますので、調子が悪い方、できるだけ早くお電話ください。
当院は内科ですが、中学校1年生から受診をうけております。


コロナもそれなりに検出されております。インフルエンザを検査するときは、
コロナ・インフルエンザの同時検査を受けていただくようお願い申し上げます。


年明けは感染がおさまるのか、
帰省などで、かえって高齢者に感染が拡大してしまうのか、
心配です。
冬の感染症予防のため、できれば外出時はマスクを着用し、外出からの帰宅時は手洗いは必ずしましょう。