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帯状疱疹ワクチン「シングリックス」は認知症のリスクを下げる効果があるそうです!


組み換え帯状疱疹ワクチンの「シングリックス」が認知症のリスクを下げる、
という論文が、世界的に最も権威が高いとされる「Nature Medicine」に
7月25日付で発表されています。


The recombinant shingles vaccine is associated with lower risk of dementia
 Maxime Taquet et.al nature medicine 2024


シングリックスを打った人は水痘生ワクチンを接種した人に対して
接種後6年間認知のリスクが有意に下がる、


という結果だそうです。

もともと認知症のリスクが下がることについては、予想はしていませんでしたが、
帯状疱疹の予防だけでなく、多少でも認知症のリスクが下がるというのは、
とても良いことではないでしょうか。


10年で90%帯状疱疹が予防できる
「シングリックス」というワクチンは2回接種が必要です。
杉並区では助成を利用して、1回につき1万2千円、2回接種で2万4千円と
お値段が高いこともあり、接種を迷っている方もいらっしゃると思います。


帯状疱疹にかかり、その後の神経痛の後遺症が残ってしまうと
痛みのため活動性が下がり、
全身の筋力低下、ひいては認知力の低下につながることがあります。

今回のこの結果は論文の質から言っても十分信用できるものと考えられます。
これを機に帯状疱疹ワクチンのシングリックスの接種をご検討ください!
(当院で接種ご希望の方はお電話でのご予約(03-3333-4651)をお願いいたします。)