この度神明通りクリニックを開業することになりました吉岡早苗と申します。もともと住宅街に地域の皆様がかかりやすいような内科のクリニックを作りたいと思っており、縁あってこの地に開業することができました。皆様の健康で笑顔ある生活を応援すべく、誠実な診療を行います。

私自身は消化器内科が専門ながら地域医療の一部を担っていた時期もございました。同じご年齢の高齢者でも元気な方と、筋力をはじめ様々な衰えが顕著にみられる方、日々の生活に大きな違いがあることが多くありました。そういった経験を通し、皆様の生活リズムや健康に対するお考えなどに配慮しながら、少しずつより良い生活ができるよう診察を行いたいと思います。患者様は私共とともに歩むパートナーですので、カルテの内容については、情報共有として毎回印刷してお渡しする予定です。

当院では通常の内科診察だけでなく、胃カメラ、大腸カメラ、小さいものなら大腸ポリープ切除も行っています。特に大腸癌は増加しており、４０代でも発症し命にかかわる状態となります。消化器のがんは検査で早期発見、早期治療ができる場合が多く、一方で症状が出てから検査をして見つかった消化器のがんはかなり進行していることも多く、完治が難しくなり、闘病の末に命を早く落としてしまうことにつながりかねません。

消化器を専門とする医師として、皆様に苦痛をなるべく少なくした内視鏡検査を提供して行くべき、と考えています。 「そうはいっても、大腸カメラは恥ずかしいわ」という女性の方、お気持ちはごもっともと推察いたします。内視鏡検査をわたくしが担当できますので、ご相談くださいませ。

また、夫で副院長の吉岡篤史は、長年地域の中核病院で一般的な消化器科の疾患だけでなく、専門的として炎症性腸疾患を担当しておりました。便通異常を伴うような腹痛を得意としますので、是非かかってみてください。