大腸カメラ

大腸カメラ

(下部消化管内視鏡検査)

小規模なクリニックならではの、流れ作業にならない丁寧な対応で、 内視鏡専門医が大腸カメラ検査を行います。 女性医師による検査にも対応しています。

当院の大腸カメラの特徴

  1. 小規模なクリニックならではの丁寧な対応で、 一人ひとりの状態や不安に合わせて、 内視鏡専門医が検査を行います。
  2. ご希望や状態に応じて鎮静剤・鎮痛剤を使用し、 ウトウトした状態で負担の少ない検査を行います。
  3. 女性医師による胃カメラ・大腸カメラにも 対応しています。
  4. 胃カメラと大腸カメラの同日検査が可能です。
  5. 日帰りでの大腸ポリープ切除を行っています。
  6. ADR(がんになる可能性のある大腸ポリープ 〈腺腫〉の発見率)は50%(2024年実績)です。 一人ひとりに必要な時間をかけ、 丁寧に観察しています。

「大腸カメラを受けるのは、ちょっと恥ずかしい……」 という方もいらっしゃいます。

当院では、女性医師による検査をご希望の方にも 対応しています。 また、男性医師による検査をご希望の場合も ご相談ください。

大腸カメラをおすすめする症状やきっかけと、検査を行う理由

大腸がんは、早期には自覚症状がほとんどありません。 そのため、症状がなくても、便潜血検査で陽性となった方や、 大腸がんのリスクが高い方には大腸カメラをおすすめします。

また、次のような症状やきっかけがある場合にも、 検査をご検討ください。

  • 便秘や下痢がある
  • 腹痛、ガスが多い、おなかが張るなどの 腹部症状がある
  • 便が細くなった、排便回数が変わったなど、 便の回数や形状に変化がある
  • 血便や黒い便が出た
  • 食欲不振や体重減少がある
  • 大腸ポリープや大腸がんの治療を 受けたことがある
  • 家族に大腸がんになった方がいる
  • 健診で便潜血陽性や貧血を指摘された

こうした症状やきっかけがあったときに 大腸カメラを行う最大の目的は、 「大腸がんを早期に見つけること」です。

命に直接かかわる大腸がんを早期に見つけるだけでなく、 将来大腸がんになる可能性のあるポリープを見つけて切除し、 大腸がんになるリスクを下げることもできます。

それ以外にも、下痢や血便の原因として 潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患が見つかったり、 大腸憩室症が見つかったりすることがあります。 また、腸の長さや曲がり方などから、 腸の不調が起こりやすい背景が分かることもあります。

検査を行って、実際に大腸がんが見つかる方は 多くありません。 しかし、大腸に「がん」がないことを確認できることは、大きな安心につながります。

2024年の当院のADR(大腸腺腫検出率)は50%でした。 新しいクリニックで初めて大腸カメラを受ける方が 多かったことなども影響していると考えられますが、 当院では一人ひとりに必要な時間をかけ、 丁寧な観察を行っています。

鎮静剤について

「大腸カメラを受けたいけれど、痛みや苦しさが心配」 という方も多くいらっしゃいます。

当院では、ご希望や状態に応じて鎮静剤・鎮痛剤を使用し、 ウトウトした状態で負担を抑えて検査を受けることができます。

点滴から鎮静剤を使用して大腸カメラを受けているイメージ

薬の効き方には個人差があり、呼吸や血圧への影響、 検査後の眠気やふらつきなどが起こることがあります。 そのため、鎮静剤を使用できるかどうかは、 検査前の診察で医師が判断します。

鎮静剤を使用した方は、 自動車・バイク・自転車の運転は検査後終日できません。

自動車禁止
バイク禁止
自転車禁止

鎮静剤の効果・副作用を詳しく見る

大腸カメラ検査の流れ

01. 事前診察・検査予約

大腸カメラは、原則として事前に一度受診していただき、 検査日を予約します。

事前診察では、現在の症状、これまでにかかった病気、 普段服用している薬、アレルギーなどを確認します。 必要に応じて、採血や腹部レントゲン検査などを行います。

       
大腸カメラの事前診察を受けている様子
事前に診察を行い、検査日と前処置の方法を決めます

診察後に検査日を決め、検査食と前処置薬(下剤)をお渡しします。 前処置薬はいくつかの種類があり、年齢や体調、 これまでの服用経験などを考慮して選択します。

血液を固まりにくくする薬、糖尿病の薬、 サプリメントなどを使用している方は、 事前診察の際に必ずお申し出ください。

02. 検査前日

検査前日は、当院からお渡しする検査食をお召し上がりください。

大腸カメラ検査前日に食べる検査食
検査前日は、当院からお渡しする検査食をお召し上がりください

夕食は指定された時間までに済ませ、 その後は固形物を食べないでください。 水分については、説明書に記載された飲み物を摂取できます。

就寝前に、指定された下剤を服用します。

検査前日の食事や下剤の服用方法は、 使用する前処置薬によって異なることがあります。 お渡しする説明書に従ってください。

03. 検査当日の前処置

検査当日は朝食をとらず、 指定された時間から前処置薬の服用を始めます。 午後からの検査の場合も、昼食はとらないでください。

自宅で大腸カメラの前処置薬を服用している様子
指定された時間から前処置薬を服用します

前処置薬の服用には、通常2~3時間程度かかります。 排便を繰り返し、便が透明感のある黄色い水のような状態になれば、 検査ができる目安です。

便の状態によっては、 追加の下剤や浣腸を行うことがあります。

前処置薬を服用しても便が出ない、強い腹痛や吐き気がある、 服用を続けることが難しい場合には、 無理をせず当院へご連絡ください。

前処置薬はほとんどの方に、使い慣れたトイレのあるご自宅で服用していただいています。 院内での服用をご希望の方は、 事前診察の際にご相談ください。

04. 来院後・検査

ご来院後、当日の体調や前処置の状態を確認します。 検査着に着替えていただき、ベッドに横になって点滴を行います。

大腸カメラ検査を受けている様子
横向きになって大腸カメラ検査を行います

ご希望や体調に応じて、 点滴から鎮静剤や鎮痛剤を使用します。

検査中は、血圧、脈拍、呼吸状態、 血液中の酸素濃度などを確認しながら検査を行います。

大腸の形やカメラの進み方によっては、 途中で身体の向きを変えていただいたり、 看護師がおなかを軽く押したりすることがあります。

病変が疑われる場合には、 特殊な光や色素を使用した観察、 拡大観察などを行います。

必要に応じて組織の一部を採取したり、 切除可能な大腸ポリープを その場で切除したりすることがあります。

05. 検査後

鎮静剤や鎮痛剤を使用した方は、 検査後に起き上がって歩いて移動する必要はありません。 ベッドに寝たまま、内視鏡室のすぐ隣にある休憩スペースへ移動します。

大腸カメラ検査後にベッドのまま移動する様子
検査後はベッドに寝たまま移動します
内視鏡室から隣の休憩スペースへベッドのまま移動する様子
内視鏡室のすぐ隣へ移動します
大腸カメラ検査後に扉とカーテンを閉めて休憩する様子
扉とカーテンを閉めてお休みいただけます

休憩スペースでは、扉とカーテンを閉め、 眠気やふらつきが落ち着くまで30分~1時間程度お休みいただきます。 休憩時間には個人差があります。 当日は時間に余裕をもってお越しください。

休憩後、体調を確認し、 検査後の食事や生活上の注意事項をご説明します。

検査結果の詳しい説明は、原則として後日の外来で行います。 組織検査やポリープ切除を行った場合は、 通常10日後以降に結果をご説明します。

鎮静剤を使用した方は、 自動車・バイク・自転車の運転は検査後終日できません。

日帰りポリープ切除について

10mm以下の小さなポリープで、その場で切除可能と判断したものは、検査時に切除を行います。

大腸内視鏡でポリープにスネアをかけて切除しているイメージ
内視鏡でポリープを確認し、スネアでその場で切除します

ポリープを切除した場合、まれですが、0.390~0.564%の割合で後出血を起こすことがあります。 承諾書で説明させていただいた通り、薬の休薬、サプリメントの中止を行い、数日は注意事項を守って生活をしていただきます。 また、切除した刺激で腹痛が起きる場合もあります。出血、腹痛を認めたときはクリニックへの連絡をお願いいたします。

大腸カメラの費用(保険診療3割負担の方の場合)

大腸内視鏡検査のみ ポリープ切除をした場合
(手術扱いになります)
同時に胃内視鏡検査を
行う場合
ピロリ菌検査を
追加した場合
9,000円前後 プラス10,000~21,000円前後 プラス4,000~13,000円前後 3,000円前後

写真をご希望の方は110円にて紙に印刷しております。
写真不要の方はお申し出ください。