大腸カメラ
(下部消化管内視鏡検査)
小規模なクリニックならではの、流れ作業にならない丁寧な対応で、 内視鏡専門医が大腸カメラ検査を行います。 女性医師による検査にも対応しています。
当院の大腸カメラの特徴
- 小規模なクリニックならではの丁寧な対応で、 一人ひとりの状態や不安に合わせて、 内視鏡専門医が検査を行います。
- ご希望や状態に応じて鎮静剤・鎮痛剤を使用し、 ウトウトした状態で負担の少ない検査を行います。
- 女性医師による胃カメラ・大腸カメラにも 対応しています。
- 胃カメラと大腸カメラの同日検査が可能です。
- 日帰りでの大腸ポリープ切除を行っています。
- ADR(がんになる可能性のある大腸ポリープ 〈腺腫〉の発見率)は50%(2024年実績)です。 一人ひとりに必要な時間をかけ、 丁寧に観察しています。
「大腸カメラを受けるのは、ちょっと恥ずかしい……」 という方もいらっしゃいます。
当院では、女性医師による検査をご希望の方にも 対応しています。 また、男性医師による検査をご希望の場合も ご相談ください。
大腸カメラをおすすめする症状やきっかけと、検査を行う理由
大腸がんは、早期には自覚症状がほとんどありません。 そのため、症状がなくても、便潜血検査で陽性となった方や、 大腸がんのリスクが高い方には大腸カメラをおすすめします。
また、次のような症状やきっかけがある場合にも、 検査をご検討ください。
- 便秘や下痢がある
- 腹痛、ガスが多い、おなかが張るなどの 腹部症状がある
- 便が細くなった、排便回数が変わったなど、 便の回数や形状に変化がある
- 血便や黒い便が出た
- 食欲不振や体重減少がある
- 大腸ポリープや大腸がんの治療を 受けたことがある
- 家族に大腸がんになった方がいる
- 健診で便潜血陽性や貧血を指摘された
こうした症状やきっかけがあったときに 大腸カメラを行う最大の目的は、 「大腸がんを早期に見つけること」です。
命に直接かかわる大腸がんを早期に見つけるだけでなく、 将来大腸がんになる可能性のあるポリープを見つけて切除し、 大腸がんになるリスクを下げることもできます。
それ以外にも、下痢や血便の原因として 潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患が見つかったり、 大腸憩室症が見つかったりすることがあります。 また、腸の長さや曲がり方などから、 腸の不調が起こりやすい背景が分かることもあります。
検査を行って、実際に大腸がんが見つかる方は 多くありません。 しかし、大腸に「がん」がないことを確認できることは、大きな安心につながります。
2024年の当院のADR(大腸腺腫検出率)は50%でした。 新しいクリニックで初めて大腸カメラを受ける方が 多かったことなども影響していると考えられますが、 当院では一人ひとりに必要な時間をかけ、 丁寧な観察を行っています。
鎮静剤について
「大腸カメラを受けたいけれど、痛みや苦しさが心配」 という方も多くいらっしゃいます。
当院では、ご希望や状態に応じて鎮静剤・鎮痛剤を使用し、 ウトウトした状態で負担を抑えて検査を受けることができます。
薬の効き方には個人差があり、呼吸や血圧への影響、 検査後の眠気やふらつきなどが起こることがあります。 そのため、鎮静剤を使用できるかどうかは、 検査前の診察で医師が判断します。
鎮静剤を使用した方は、 自動車・バイク・自転車の運転は検査後終日できません。
大腸カメラ検査の流れ
- 01. 事前診察・検査予約
-
大腸カメラは、原則として事前に一度受診していただき、 検査日を予約します。
事前診察では、現在の症状、これまでにかかった病気、 普段服用している薬、アレルギーなどを確認します。 必要に応じて、採血や腹部レントゲン検査などを行います。
事前に診察を行い、検査日と前処置の方法を決めます 診察後に検査日を決め、検査食と前処置薬(下剤)をお渡しします。 前処置薬はいくつかの種類があり、年齢や体調、 これまでの服用経験などを考慮して選択します。
血液を固まりにくくする薬、糖尿病の薬、 サプリメントなどを使用している方は、 事前診察の際に必ずお申し出ください。
- 02. 検査前日
-
検査前日は、当院からお渡しする検査食をお召し上がりください。
検査前日は、当院からお渡しする検査食をお召し上がりください 夕食は指定された時間までに済ませ、 その後は固形物を食べないでください。 水分については、説明書に記載された飲み物を摂取できます。
就寝前に、指定された下剤を服用します。
検査前日の食事や下剤の服用方法は、 使用する前処置薬によって異なることがあります。 お渡しする説明書に従ってください。
- 03. 検査当日の前処置
-
検査当日は朝食をとらず、 指定された時間から前処置薬の服用を始めます。 午後からの検査の場合も、昼食はとらないでください。
指定された時間から前処置薬を服用します 前処置薬の服用には、通常2~3時間程度かかります。 排便を繰り返し、便が透明感のある黄色い水のような状態になれば、 検査ができる目安です。
便の状態によっては、 追加の下剤や浣腸を行うことがあります。
前処置薬を服用しても便が出ない、強い腹痛や吐き気がある、 服用を続けることが難しい場合には、 無理をせず当院へご連絡ください。
前処置薬はほとんどの方に、使い慣れたトイレのあるご自宅で服用していただいています。 院内での服用をご希望の方は、 事前診察の際にご相談ください。
- 04. 来院後・検査
-
ご来院後、当日の体調や前処置の状態を確認します。 検査着に着替えていただき、ベッドに横になって点滴を行います。
横向きになって大腸カメラ検査を行います ご希望や体調に応じて、 点滴から鎮静剤や鎮痛剤を使用します。
検査中は、血圧、脈拍、呼吸状態、 血液中の酸素濃度などを確認しながら検査を行います。
大腸の形やカメラの進み方によっては、 途中で身体の向きを変えていただいたり、 看護師がおなかを軽く押したりすることがあります。
病変が疑われる場合には、 特殊な光や色素を使用した観察、 拡大観察などを行います。
必要に応じて組織の一部を採取したり、 切除可能な大腸ポリープを その場で切除したりすることがあります。
- 05. 検査後
-
鎮静剤や鎮痛剤を使用した方は、 検査後に起き上がって歩いて移動する必要はありません。 ベッドに寝たまま、内視鏡室のすぐ隣にある休憩スペースへ移動します。
検査後はベッドに寝たまま移動します
内視鏡室のすぐ隣へ移動します
扉とカーテンを閉めてお休みいただけます 休憩スペースでは、扉とカーテンを閉め、 眠気やふらつきが落ち着くまで30分~1時間程度お休みいただきます。 休憩時間には個人差があります。 当日は時間に余裕をもってお越しください。
休憩後、体調を確認し、 検査後の食事や生活上の注意事項をご説明します。
検査結果の詳しい説明は、原則として後日の外来で行います。 組織検査やポリープ切除を行った場合は、 通常10日後以降に結果をご説明します。
鎮静剤を使用した方は、 自動車・バイク・自転車の運転は検査後終日できません。
日帰りポリープ切除について
10mm以下の小さなポリープで、その場で切除可能と判断したものは、検査時に切除を行います。
ポリープを切除した場合、まれですが、0.390~0.564%の割合で後出血を起こすことがあります。 承諾書で説明させていただいた通り、薬の休薬、サプリメントの中止を行い、数日は注意事項を守って生活をしていただきます。 また、切除した刺激で腹痛が起きる場合もあります。出血、腹痛を認めたときはクリニックへの連絡をお願いいたします。
大腸カメラの費用(保険診療3割負担の方の場合)
| 大腸内視鏡検査のみ |
ポリープ切除をした場合 (手術扱いになります) |
同時に胃内視鏡検査を 行う場合 |
ピロリ菌検査を 追加した場合 |
|---|---|---|---|
| 9,000円前後 | プラス10,000~21,000円前後 | プラス4,000~13,000円前後 | 3,000円前後 |
写真をご希望の方は110円にて紙に印刷しております。
写真不要の方はお申し出ください。