よくある質問

    Q大腸カメラの検査は一回ですべてのポリープや大腸がんを見つけることができますか?
    残念ながらどのような検査にも限界があり、大腸カメラにも見逃しはあります。大きさごとにそのリスクは違い、10mm以上で2.1%、5~10mmで13%、1~5mmと小さくなると26%と、小さいほどに見逃しが多くなっていきます。 通常、がんは5mm以上の大きさと言われていますので、ある程度の間隔を空けた大腸カメラ検査は大腸がんの早期発見に有効です。
    Q女性医師を受診したいのですが
    当院は院長である女性医師と、その夫である男性医師が在籍しております。現在のところ女性医師の診察日および検査日は決まっておりますので、ご確認ください。
    Q内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)の感染対策が気になります
    内視鏡機器の洗浄・消毒に関しては、日本消化器内視鏡学会がコロナウイルスにも対応可能な厳しいガイドラインを定めており、当院でもそれを遵守した洗浄と消毒を行っています。
    Q1回目の便潜血検査は陽性でしたが、2回目は陰性でした。この場合も大腸カメラ検査を受ける必要がありますか?
    大腸がんはいつも出血を起こしているというわけではないので、複数回の便潜血検査で陽性と陰性の結果が出ることは少なくありません。実際に、1度の便採取では見逃されてしまうことが多いことから2回法が行われています。1度でも陽性という結果が出た場合には、早期発見できるチャンスと考えて早めに大腸カメラ検査を受けましょう。
    Q便潜血検査が陽性でも、痔で出血することがある場合は大腸カメラ検査を受けなくても大丈夫ですか?
    便潜血検査では痔による出血で陽性になることもありますが、痔があってさらに大腸がんや前がん病変の大腸ポリープがあるというケースも考えられます。陽性の方が大腸カメラ検査を受けた場合、4%程度にがんが発見されるといわれています。 便潜血検査陽性で発見される大腸がんは比較的負担の少ない治療で完治が望めるケースが多いため、痔による出血がある場合も大腸カメラ検査をできるだけ早く受けてください。また、検査中に発見された前がん病変の大腸ポリープはその場で切除できるため、その場合は将来の大腸がん予防にもなります。
    Q日帰りポリープ切除は可能ですか?
    大腸カメラで小さいポリープが見つかった場合は、その場でポリープの切除が可能です。ポリープを切除すると最大1週間、アルコール制限、運動制限、食事制限が必要になりますので、事前診察でそれらが可能かどうか、確認をさせていただきます。 大きなポリープが見つかったり、抗血小板薬や抗凝固薬を休薬できない場合は、どうしてもポリープ切除後の出血リスクが高くなります。 入院での切除が望ましいため、高次医療機関をご紹介させていただくことがございます。
    Q胃カメラ検査と大腸カメラ検査の両方を1日で受けることはできますか?
    可能です。 当院では胃カメラと大腸カメラの両方を一度に行っています。食事制限なども一度に済みます。大腸カメラの挿入が難しく胃カメラ、大腸カメラ同時検査の負担が大きすぎるひと、高齢者の方は別々に検査を行うことがあります。 ご希望の方は、事前診察の時に申し出てください。
    Q大腸カメラ検査後に、長距離移動や運動などの制限はありますか?
    検査のみの場合、制限はありません。大腸カメラ検査中にポリープを切除した場合には、出血予防のため、手術後1週間まで、長距離の旅行や出張を避ける、重いものをもたない、激しい運動はしない、飲酒しない、過度に香辛料の強い食事をとらない、という制限をお願いしております。
    Q大腸検査の後は、すぐに食事ができますか?
    食事は可能です。急激に食事を摂ると胃や腸がびっくりし、痛くなる場合があります。様子を見ながら、消化の良いものから召し上がってください。 ※組織検査やポリープ切除をされた方は、お食事に制限がかかります。検査終了後に説明いたします。
    Q大腸のポリープを取った後は、すぐに帰宅できますか?
    大腸カメラ検査にて鎮痛剤や鎮静剤を使用いたしますので、検査後は1時間程度(個人差があります)お休みいただきます。 ポリープ切除を行ったという理由で、長くお休みいただくことはありません。当日帰宅となります。