- Q大腸カメラ検査では、麻酔が可能ですか?
- 当院では、鎮痛剤・鎮静剤を検査の直前に注射し、なるべく眠っている間に検査が終わるようにしています。しかしながら、鎮静剤の効果は個人差があり、完全に眠るまではいかず、うとうとした状態で検査を行うこともあります。
- Q大腸カメラ検査は痛くありませんか?
- 痛みの感じ方には個人差があります。大腸カメラの挿入時に腸を伸ばさないとならない方や、憩室や手術による腸の癒着がある方は、カメラが通過するときの痛みがどうしても生じてしまうことがあります。そのため当院では、鎮静剤だけでなく鎮痛剤も併用してできる限り、痛みや苦痛を軽減した形で検査を行います。検査途中で痛みを感じた場合(状況によりますが)鎮静剤の追加を行います。
また、観察時に大腸を炭酸ガスで膨らませるために、おなかの張り感が出て痛みに感じる方もいらっしゃいます。当院では腸を膨らませるのに普通の空気ではなく炭酸ガスを使用しているため、体に早く吸収され、検査後は10分程度で張り感がかなり軽くなります。
- Q費用はどのくらいかかりますか?
- 使用したお薬や組織検査、ポリープ切除などによって異なります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
- Q大腸カメラ検査はどのくらい時間がかかりますか?
- 通常、検査自体は15~30分程度ですが(個人差があります)、当日は、検査前の問診や検査の為の準備があり、検査後は鎮痛剤・鎮静剤が覚めるまで30分~1時間程度お休みしていただく必要があるため、トータルで2~3時間程度お時間がかかります。
※組織検査やポリープ切除を行う場合、更にお時間がかかることがあります。
※検査の5時間前から腸管洗浄剤を服用し、大腸の中を空にする必要があります。
一日がかりの検査とお考え下さい。
- Q大腸カメラ検査の流れについて教えてください。
- 詳しくは大腸カメラ検査のページをご覧ください。
- Q大腸カメラ検査前に受診する必要はありますか?
- 内視鏡検査は、予約制となっております。
検査の2日前までに必ず外来を受診してください。予約時の外来にて、問診、同意書の取得、検査前採血などを行います。また、大腸カメラの準備についてご説明し、事前に内服していただく前処置薬(下剤等)をお渡しいたします。
以下の人は、外来時に申し出てください。
・院内での前処置(腸管洗浄剤の内服)をご希望される方。
・胃カメラ検査を同日でご希望の方。
・抗凝固薬や抗血小板薬、同様の効能のあるサプリメント等を服用されている方。
- Q胃カメラと胃バリウム検査は精度が異なりますか?
- 胃バリウム検査は現在ではもっぱら胃癌健診で用いられている検査方法です。短時間にたくさんの人の検査が行える一方、バリウムで胃の壁の凹凸を見ているだけなので、胃粘膜の色調などを見ることができません。
胃カメラは胃バリウム検査で要精査になると行われる精密検査です。胃粘膜の凹凸だけでなく、色調や血管などの様子もわかり、場合によっては癌でないかどうかをみる、生検(細胞の一部を取ってくる検査)を同時に行うことができます。胃癌の早期発見という視点では、胃カメラは欠かせない検査です。
- Q妊娠中や授乳中の胃カメラ検査は可能ですか?
- 授乳中の場合、喉の麻酔だけの鎮静剤等を使わない内視鏡検査をおすすめしています。どうしても授乳中に鎮静剤を使用したいときは検査後24時間は断乳していただきます。
妊娠中の場合には、産後に検査を受けていただくことをお勧めいたします。どうしても妊娠中の検査が必要な場合には、消化器科だけでなく産婦人科もある大学病院や総合病院で検査を受けるのが良いと考えます。必要に応じてご紹介状をお作りいたします。
- Q胃カメラ後長距離移動や運動などの制限はありますか?
- 胃カメラ後の制限はありません。
- Q胃カメラと大腸カメラの両方を1日で受けることはできますか?
- 可能です。
当院ではお忙しい方のために、同日の胃カメラ検査と大腸カメラ検査を行っています。事前の食事制限なども1回ですみます。最初に鎮静剤を使用してから胃カメラを行い、連続して大腸カメラを行います。
ご希望の方は必ず予約の前にご相談下さい。
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